自律神経を整える

2020/08/25 ブログ

こんにちは!

朝晩の気温がなんとなく下がってきましたね。

とは言っても日中はまだまだ30度オーバーの日が続いて暑いんですがね、、、

秋の入り口が来るのも間近といったところでしょうか。

秋と言えば、スポーツの秋!

本日は1960年にローマオリンピックが開幕した日だそうです。

東京オリンピックは残念ながら延期していますが、プロ野球やJ、先週の日曜には陸上のセイコーゴールデングランプリが開催されています。無観客での開催など今まで通りとはいきませんが、様々な工夫を凝らして、スポーツ界も徐々にスタートしています。やはり見ているとカラダを動かしたくなりますね。

例年と違う毎日のリズムでストレスも溜まりやすくなっていると思います。健康のためにも、お散歩やランニング、ストレッチやヨガなど体を動かしてストレス発散!というのも良いですね~。

今回は自律神経について。

そもそも自律神経とは何ぞや?というお話なのですが、

自律神経とは主に内臓の働きや代謝、体温のコントロールを行う24時間働き続けている神経になります。昼間や活動時に活発になる「交感神経」と夜間やリラックスしているときに活発になる「副交感神経」の2種類あります。

交感神経が活発になると、血圧があがり、瞳孔の拡大など心と体が興奮状態になります。

対して副交感神経が活発になると血圧が下がり心拍数が減少、瞳孔も収縮し心と体が休んでいる状態になります。

私たちは無意識下で心と体を活発にする「交感神経」と心と体を休ませる「副交感神経」をバランスよく働かせることで健全な生活を送っているのです。

 

この「交感神経」と「副交感神経」のバランスが崩れた状態が自律神経が乱れた状態と言います。さて、自律神経が乱れるとどうなるのでしょう?

不安や緊張感が高まり、吐き気や多汗、全身のだるさ、頭痛、肩こり、手足のしびれ、動悸、不整脈、めまい、不眠など、さまざまな症状が出たりします。自律神経失調症と言われるものです。

また、自律神経は内臓の働きにも関与しているので、胃痛や胸やけ、下痢なども引き起こしたりします。

また、以上は自律神経の乱れが原因なため、病院で内臓などの検査を行っても異常は見つけられません。

臓器の異常でないため、医者での治療は難しいのが特徴です。

自律神経が乱れると上記のように厄介な状況になってしまいます。

 

自律神経が乱れる原因は?

①ストレス

ストレスを感じることで交感神経が優位に立ちます。程度は違えど、対人関係や仕事・生活などにおいて、さまざまな困難に出くわします。「緊張」によるストレスは、これらさまざまな困難を乗り越える反応を引き出すやる気スイッチとなります。つまり成長しながら生きていくうえで必要なものなのです。

しかし、現代社会では様々な場面でストレスを感じます。最近ではコロナの影響もあり、マスクの着用であったり、今まで日常行ってきたことが制限されたりとストレスを感じる機会が増えています。慢性的に過度なストレスを感じ続けると、交感神経が優位になり続けてしまう為、副交感神経とのバランスが崩れてしまいます。

また、肉体的な疲労や怪我などの不具合もストレスの原因となります。

②不規則な生活

慢性的な睡眠不足や栄養バランスの偏った食生活、昼夜逆転の生活といった不規則な生活習慣を送り続けてしまうと生体リズムが狂い、自律神経のバランスも乱れてしまいます。規則的な生活を送ることが大切です。

また、寝る前にスマホを見たりするのも脳が刺激され交感神経が活性化、結果睡眠不足を引き起こしかねないのでお勧めできません。

自律神経が乱れないようにするためには、ストレスを感じることが多い現代社会では、交感神経が過剰に働いていることも多いので、心を鎮める副交感神経が優位に働くよう、意識的にリラックスできる方法を取ることが大切です。

一番は生活のリズムを整えること。

生活は「食事」「睡眠」「労働(勉強)」「遊ぶ」「運動」「休養」などで構成されています。それらのバランスをとった生活を送れることが重要です。

とは言ってもなかなか難しいのも事実。

1つでは呼吸法でも交感神経と副交感神経を切り替えることができるといわれています。

呼吸には「胸式呼吸」と「腹式呼吸」があります。

「胸式呼吸」は肺を広げるように行う呼吸で、交感神経が活発化します。それにより、頭がすっきりして、筋肉も動きやすくなるため、これから何かやってやるぞ!という時や運動・エクササイズなどにむいた呼吸法と言えるかもしれません。一世を風靡した「全集中の呼吸」もこの延長かもしれませんね。。。

「腹式呼吸」は丹田(おへその下あたり)に空気を貯めていくイメージでお腹を膨らませていく呼吸になります。こちらは副交感神経が優位に立つため、筋肉を和らげて瞑想しやすい状態にします。リラックスしたいときやヨガ、黙想などに適しています。

日常の場面において2つの呼吸法を使い分けていくのも良いかもしれませんね。

 

また、我々の営む「骨盤先生のカラダメンテ新横浜店」、「SKP整体鶴見店」、「アピタからだ塾稲沢店」でも自律神経を整えるお手伝いを行っています。

整体には体のゆがみを正すという効果もあります。それにより、カラダの不具合からくるストレスの軽減につながります。

また、施術により血行が良くなりリラクゼーション効果があるため、カラダの緊張がとれる=リラックスという効果もあります。

気になられる方はぜひ一度お試しくださいね!