年末年始はぎっくり腰に注意!

2020/12/25 ブログ

メリークリスマス!

今年もあとわずかになりました。

皆様、年末年始はいかがお過ごしか決まりましたか?

直近の社会状況により、「今年は自宅で」という方も多いのではないでしょうか。

お正月のスポーツの目玉の1つ、箱根駅伝も「応援したいから、応援に行かない」のキャッチコピーでニューノーマルな応援を推奨しています。

やはり、今年は自宅でゆっくりが主になりそうですね、、、

 

 

となると、やるべきことは大掃除!

年末年始、自宅で過ごす機会が多くなると余計に気になるところです。

「いつもより気合を入れて」なんてこともあるのではないでしょうか。

 

そこで、注意しなければいけないのが「ぎっくり腰」!

大掃除で、普段持たないような重い物をもってとか、普段しない格好で雑巾を掛けてとか、、、

毎年、この時期は「ぎっくり腰」が増える時期でもあります。

お正月、「自宅でゆっくり過ごす」のと「自宅で寝て過ごす」は字面にすると似て見えますが、実際は大きく違うのです!

本日は、そんな「ぎっくり腰」のお話を。

 

 

 

まずは「ぎっくり腰」とは?

以下、公益団体日本整形外科学会のHPよりの抜粋になります。

「ぎっくり腰」は急に起こった強い腰の痛み(腰痛)を指す一般的に用いられている名称(通称)で、病名や診断名ではありません。何か物を持ち上げようとしたとき、腰をねじるなどの動作をしたときなどに起こることが多いですが、朝起きた直後や何もしないで起こることもあります。痛みの原因はさまざまで、腰の中の動く部分(関節)や軟骨(椎間板)に許容以上の力がかかってけがしたような状態(捻挫、椎間板損傷)、腰を支える筋肉やすじ(腱、靱帯)などの柔らかい組織(軟部組織)の損傷などが多いと考えられます

 

とにかく急な激しい腰の痛みで動けなくなる、そんな恐ろしい症状です。

欧米ではあまりの激しい痛みで「魔女の一撃」とも呼ばれているほどです。

原因がいまいち限定されない「ぎっくり腰」ですが、来店される方の印象として気温が落ちて寒くなり始めの時期が多いように思います。

そう、まさに今時期です。

原因は様々と思いますが、皆様予兆的なものは感じていらっしゃる方が多く、

・痛いまではないが、腰に違和感があった

・背中が張っていた

・首、肩が凝っていた

・お尻からももの裏が張っている

・足腰が冷えた

・なんか体がだるかった

・前の日あまり寝れなかった

など。

 

気温の低下でカラダが冷えて筋肉が固まる→疲れでカラダが弱っている→カラダに普段ない負荷がかかる→POW!!

という流れですかね。

予兆的なものとして、カラダのこわばりや冷え(血行が悪くなっている)が挙げられていると思います。

完全にならないとは言えませんが、カラダの柔軟や冷え対策をすることで、予防にはつながります。

冷えに対しては、「前回のブログ」でも挙げさせて頂いた通り、温活も有効だと思われます。簡単なところだと、入浴でしょうかね。

お風呂でゆっくり温まって、リラックスすることも大事です。

(前回のブログ「温活のススメ」はコチラから)

コリや張りに対しては、どうぞ当店でご相談下さい。

肩、首、腰集中コースから、全身コースまで承っております。

変わりだねとしては、酸素ルーム付きであったり、更に暖か入浴剤付きコースまで!

各店のコースは以下よりご確認ください。

 

カラダメンテ 新横浜店メニュー

SKP整体 鶴見店メニュー

アピタからだ塾 稲沢店メニュー

 

「今年の疲れは今年のうちに!」皆様のお越しをお待ちしております!

 

 

もちろん、カラダをほぐすのには自分でできるストレッチも有効です。

背中やモモ裏に効くものを日常的に行うのも良いでしょう。

簡単にできる背中のストレッチを1つ。

ヨガの「猫のポーズ」や「CAT COW」などと呼ばれるものになります。

① 両手を肩の真下に下ろして床につき、両ひざを腰より後ろについた四つん這いの姿勢をとります。


両手と両ひざは肩幅くらいに開き、腕と太ももが床と垂直になるようにします。


目は両手よりも少し前を真っ直ぐ見るようします。


両手の指をしっかり開いて、手のひらをベタッと床につけてください。

足の甲を床につけ、つま先を伸ばし、リラックスさせます。

② 息を吐きながら、両手と両ひざの位置は動かさず、背中を丸めていきます。
背骨が天井に引き寄せられるようなイメージで、猫が威嚇するときのような、丸まった体勢をとります。
目でおへそを見ることを意識して、頭を下げ、背中を丸めるようにしてください。
ゆったりと3回くらい深呼吸をしながら、30秒ほど姿勢を保ちます。

③ 息を吸いながら、ゆっくりと背中を反らせます。
お尻を天井のほうへ突き出すイメージをしながら胸を張り、目線は天井に向けましょう。
背中を反らせる際は、体が痛くないところまで行うようにします。
②と同様に、ゆったりと3回くらい深呼吸をしながら、30秒ほど姿勢をキープします。

この①から③の流れを、5回ぐらい行います。

次にお尻・もも裏のストレッチです。

① 足が地面にしっかり着くように椅子に座って背筋を伸ばす。次に片足を膝の上に乗せて「4の字」になるように組む。上に乗せた足首は直角に、手は足を押さえつけるのではなく、軽く膝と足首に添える。

② 背もたれのある椅子では浅めに腰掛け、背筋を伸ばす。

③ そのまま足の付け根から骨盤を前に倒していく。この時、ウエストから倒れるとお尻の筋肉が伸びないので注意。

足をしっかり踏ん張り腰の部分が丸まらないように、上体を前に倒していきます。

お尻の筋肉の伸びが実感できたところでキープ。ゆっくり呼吸を3回。

コチラを左右とも5回ぐらい行います。

是非、お風呂上りなど継続して行ってみてください!

 

 

 

最後に、残念なことに「ぎっくり腰」になってしまったという時。

ぎっくり腰の発症直後、痛みが強い場合には、腰に負担がかからない楽な姿勢をとるようにします。

一般的に「膝を軽く曲げて横向きに寝る」、「あおむけに寝て、ひざを軽く曲げて、膝の下にクッションを入れる」、「あおむけに寝て、低めの台に両脚を乗せる」などの姿勢がよいとされています。

痛みがある程度おさまってきたら、多少の痛みは我慢して動かせる部分は積極的に動かすようにしましょう。

少し前までは、ぎっくり腰を起こした後は、安静にすることが大切だと言われていました。しかし、ずっと動かないでいると、腰痛との関係が深い「背筋」が衰えてしまうため、回復が遅れてしまうと最近では言われています。

もちろん無理して動かすのはNGですが、無理の範囲で動かし日常生活の動きを取り戻しましょう。

※以上の「ぎっくり腰」の記載は突発的ないわゆる「ぎっくり腰」に関してです。腰痛に関しては他の原因で発症する場合もありますので、痛みが続く場合は専門医に見て頂くことをお勧め致します。

皆様ぜひとも「ぎっくり腰」には気をつけて暮れの大掃除、新年を迎えましょう!

 

最後に(2回目!?)宣伝です。

前回、お知らせいたしました横浜Youtuberあさひさんとのコラボ動画の後半がアップしております。

まだご覧になっていない方は、是非ご覧ください!

動画はコチラから!