春不調、お困りではないですか?

2021/03/05 ブログ

こんにちは。

春めいたり、寒くなったり気候的に忙しい日々が続いていますね。

まさに三寒四温。

カワズサクラも葉桜へ、もう少しでソメイヨシノなどの桜が満開!本格的なお花見の季節ですね!

コロナ禍でのお花見となるので、例年のように宴会!とはいきませんが春は気分的にも上がるので、散歩しながらのお花見でも待ち遠しい限りです。

 

 

しかし、そんな春だからこそ起きる不調もあります。

今回は、そんな春先に起きやすい不調についてです。

春先の今の時期、肩こりや腰痛などの肉体的不調や、疲れやすい、イライラする、気持ちが落ち込むといった精神的な不調を感じていませんか?

それは、冬から春への季節の変り目に起こる「春バテ」が原因かもしれません。

以下は「冬~春のカラダの困りごと」を20歳~60歳までの男性250名、女性250名を対象にアンケートを実施した結果となります。

「肩こり」や「冷え」「疲労・倦怠感」を感じている方が多い結果となりました。

出典:「保険クリニック」 より

 

■原因は大きく3つ

 

① 寒暖差など気候の変化

この時期は気候的にも高気圧と低気圧がしのぎを削り合っています。

それにより気温が高くなったり、低くなったりと寒暖差が激しくなるわけですね。

一般的に気温が高いと上昇気流が発生し、地上付近の空気量が減るので気圧が低くなり、気温が低いと下降気流が発生し、地上付近の空気量が増えるので気圧が高くなります。

気温に関しては、高いと汗をかいて体温を下げようとするため、自律神経のうち副交感神経が優位に働きます。また、低いと体温を逃がさにように交感神経が優位に働きます。

寒暖差が激しいと、自律神経の交感神経と副交感神経の切り替えが多くなるため、バランスが崩れ身体に不具合が出てしまうわけですね。

気圧の変化は耳の中の内耳という器官で感知されており、これも変化が激しいとストレスとなり自律神経をいじめることになります。

自律神経は身体のON/OFFを切り替える器官であるので、バランスを崩すと身体や精神に不調が出やすいのです。

 

② 環境の変化

環境の変化には物理的に影響を与えるものと精神的に影響を与えるものがあります。

 

・物理的変化

例えば引っ越しや部屋の模様替えなどで普段使用している家具などがかわった場合に起こる可能性があります。

季節とは関係ありませんが、昨今増えているテレワークを例に挙げるとわかりやすいと思います。

PCなどの作業を行う時に、会社では問題なく作業で来ていたのに、自宅では専用のデスクなどがない場合、リビングの低いテーブルなどで作業をおこなったため「肩こり」や「腰痛」などの不調が出てしまったという方も少なくなかったのではないでしょうか。

(そのような原因で、当店に来店される方も多いです!)

同じように引越しやお部屋の模様替えなどで、今までと違う家具に変わったことで、日常生活を送る上での姿勢が崩れて、それが肉体的ストレスとなり不調につながってしまうパターンです。

 

・精神的変化

こちらは、新生活でのストレスです。

例えば、新生活で新しい生活が始まり抱えるストレスになります。

初めての一人暮らし、新しい学校・会社・部署などでの新しい仕事、新しい人間関係などでも知らず知らずのうちにストレスが溜るものです。

適度なストレスは前に進むために必要なものですが、過度になると自律神経のバランスが崩れて精神的に参ってしまいます。

特に今はコロナ禍で、人間関係について今までのような付合い方が難しい面もあります。

人付合いのニューノーマルというのが必要なのかもしれませんね。

「人付合いのニューノーマルって何!?」て感じではありますが。。。

③ 睡眠不足

前回のブログにも書かせて頂きましたが、睡眠には「疲労回復」「ストレス症状の緩和」などの効果が期待できます。

その睡眠が不足してしまうと、回復が間に合わずに疲労が蓄積していってしまうわけです。(前回のブログ記事はコチラから)。

睡眠不足と言っても睡眠は、より長くとればよいというモノではありません。

アメリカなどで睡眠時間を調べたデータによると、夜間の睡眠時間は10歳までは8~9時間、15歳で約8時間、25歳で約7時間、45歳で約6.5時間、65歳で約6時間と、加齢とともに必要な睡眠時間が少なくなるということが報告されています。

成人の場合、個人差はあるものの6~7時間前後の睡眠時間が目安となっています。

また、季節によっても必要な睡眠時間は変化し、最も日の短い12月から1月に睡眠は長くなりやすく、6月から7月の初夏に最も短くなるとのことで、日照時間と深くかかわっているそうです。

必要な睡眠時間を確保の上、体内リズムをコントロールすることが重要なのです。

■ 春不調対策

① 適度な運動

適度な運動を続けることで筋肉量を増やし体力、体温アップを目指しましょう。

体温が上がると代謝アップや免疫力の改善も期待できます。代謝があがれば太りにくい体質にもなるというおまけつき!

日中のウォーキングなどで日差しをたっぷり浴びると、幸せホルモンと呼ばれる「セロトニン」の分泌も活発になりストレス発散にもつながります。

また、運動によって体温が上がると、その後体温が下がる時との落差が大きくなり、スムーズな入眠につながるという効果もあります。

健康のためには激しい運動をする必要はないので、軽度の運動を継続して続けていきましょう。

 

② 環境の調

机と椅子の高さの調整、机の照明、視力調整のための眼鏡、コンタクトレンズの度の調整なども、春の新生活に向けて見直し見てください。

机や椅子の高さのバランスが悪いと、姿勢が崩れます。姿勢が崩れると「肩こり」「腰痛」にもつながっていきますし、体の不調は肉体的ストレスとなり自律神経のバランスを崩していきます。

適切な椅子や机の高さ目安は以下の通り

■適切な椅子の高さの目安

・椅子の高さは36~45センチ

・足裏全体が床についている

・かかとに膝から先の体重が乗っている

・座面に比べて、膝先が平行あるいはわずかに高い状態

■適切な机の高さの目安

・机の高さは60~72センチ

・上腕を垂直に下ろすと、腕に90度ほどの開きがある

【出典】:オフィスの疑問?

詳しく知りたい方は、身長から椅子や机の高さを自動計算できるので出典元を参照してみてください。

 

照明や眼鏡、コンタクトの度数についてはいわずもがな。視界不良は眼精疲労にもつながります。眼精疲労から肩こりや頭痛などの体調不良にもつながりますので、適切なものに変えていきましょう。

③ 良質な睡眠

睡眠に関してはしつこいようですが、詳細は前回のブログを参照していただければ幸いです。しつこいようですが(2回目!)コチラから飛びます!

睡眠は脳を休めてストレスを緩和する最大の癒やしです。

体の疲れは横になればある程度とれますが、脳が休むためには睡眠が必要なのです。

いろいろなストレス解消法がありますが、ストレス解消のいちばんの基本は睡眠です。

良質の睡眠をしっかりとっていれば、少々のストレスがあっても、心も体も健康が保てるのです。

 

④ バランスの良い食事

「バランスのよい食事」とは、エネルギーが適切で必要な栄養素が適量含まれている食事のことです。

ポイントは、主食・主菜・副菜を揃えることです。

■主食

主に炭水化物を多く含み、1日の摂取エネルギーの約50~60%はこの主食で摂ります。
しかし、摂りすぎると肥満や糖尿病の原因となるので注意が必要です。

逆に少なすぎると、脳のブドウ糖が足りなくなり、集中力の低下や無気力の原因につながってしまうので適量をとりましょう。

目安としてはご飯の場合、

女性:100~150g(コンビニのおにぎり1個~1個半)

男性:150~200g(コンビニのおにぎり1個半~2個)

と言われています。

■主菜

主菜とは、肉や魚・大豆製品・卵などのたんぱく質を多く含む食品で筋肉や血液の材料になるものです。

摂りすぎるとメタボの原因となったりしますが、不足するとだるさや貧血の原因になってしまいます。

目安としては

あじ…1尾

マグロ赤身…5~6切れ

豚肉赤身…60g(2~3枚)

卵…1個

等です。1食に1~2品が目安です。

■副菜

副菜とは、野菜・海藻・きのこ類・こんにゃくなど、ビタミンやミネラル・食物繊維が多く含まれる食品で体の調子を整えてくれるものです。

1食に2品以上が目安です。野菜の摂取の目安は1日に色々取り合わせて350g以上と言われています。

他にも乳製品や果物を取り入れると良いでしょう。

ただし、果物は糖分も多いので、1日の適量は片手に乗るぐらい(約200g)と言われています。取り過ぎには注意しましょう。

昔、味の素さんで「勝ち飯」をごちそうになったことがあります。

オリンピック候補などの一流選手が合宿を張る施設だったので、それこそ食事も「勝ち飯」として力を入れていらっしゃいました。

その時はトレーにそれぞれ主食・主菜・副菜を置くエリアが記されており、その通りに置いていくとバランスの取れた食事ができるというモノでした。

身体のことを考えると、それだけ食事のバランスが重要ということですね。

(ちなみに味も美味しかったです!)

 

 

合わせて、食事の時間を一定にすることも重要です。

体内リズムは光と食事の刺激により整えられるといわれています。適切な食事を規則正しくとることが体内リズムの調整にもつながるのです。

■ 春不調チェック

以下、当てはまるものが多いと春不調に陥る可能性が高くなります。

チェックしてみてください!

□大きな環境の変化がある


□生活のリズムが乱れやすい


□仕事などでストレスを感じている


□花粉症などのアレルギー症状がある


□入浴はシャワーで済ませることが多い


□定期的な運動をしていない

 

春不調を抱えたまま夏を迎えないように対処していきましょう!!

 

 

春不調TOP5の「肩こり」や「腰痛」に関しては人気の「悶絶整体」で。

「花粉症」に関しては「お顔の指圧」で。自律神経のバランスは「お腹整体」で。

当店でも春不調の改善のお手伝いを行えるコースを用意しております。

是非、一度お試しあれ!!