頭がこるって何??

2021/03/19 ブログ

こんにちは。

すっかり春の陽気、すごしやすい気候になりましたね!

厚手のアウターから羽織に変わり、良い季節になってきました。

春の代名詞サクラも当初の予測より早く開花し、関東ではあと1週間ぐらいで満開になる予測だそうです。

「骨盤先生のカラダメンテ」の事務所がある新横浜の新幹線高架沿いのサクラも、まだ満開とはいきませんが咲き始めましたよ!

サクラの時期が来ると、今ままでの環境を卒業し、新しいステージへ行かれる方も多いのではないでしょうか。

今回は、そんな時期に注意したい「頭こり」のお話です。

 

 

そもそも、頭こり、頭がこるって?何じゃらほい?と思う方も多いと思います。

 

この時期は、なんとなく頭が重いといったことがたまにあると思います。

何か病気なわけではないのですが、うっとうしい感じが抜けず、後頭部から首にかけて圧迫感があり、「頭にヘルメットをかぶせられた感じ」「鉢巻きをしているような感じ」「帽子で頭が締めつけられる感じ」で頭痛がするといった”あれ”のことです。

 

頭こりというのは「緊張型頭痛」の別称になります。そうです、頭痛の種類の1つです。

しかしながら、小林製薬調べによると頭痛の約7割が、この「緊張型頭痛」に当たるそうです。

 

特徴としては

・後頭部を中心に締め付けられるような重い痛みがでる

・毎日のように朝から晩まで一定の痛みが続く

・肩や首のコリが伴う

・パソコンなどデスクワークを行っていると痛くなる

・軽いめまいを伴うことがある

・肩や首など温めると楽になる

などが挙げられます。

■ 頭こり(緊張型頭痛)の原因

頭こり(緊張型頭痛)は肩や首の筋肉の緊張からおこる頭痛です。なので、多くは肩、首のこりが見られます。なので、生活習慣からくることが多いのです。

 

① 長時間、同じ姿勢をとり続ける

デスクワークでパソコン作業などに集中して、長時間同じ姿勢をとり続けたりすると首、肩、背中の筋肉が固まってしまいこの頭痛を引き起こしたりします。

春は新しい年度がはじまり、新たな環境、新たな仕事や新たな生活がスタートすることが多い季節です。

ついつい集中してしまって。。。なんてこともあるのではないでしょうか。

動物の亀は身の危険を感じると、首をすくめて緊張させ防御の態勢に入ります。

これが“亀の首すくみ”といわれるもので、頭凝りになる状況はこの“亀の首すくみ”と似ています。

一日中、机に向かって仕事をしている格好は、まさに“亀の首すくみ”と同じで、首から肩、背中に掛けてを緊張させ続けているのです。

また、姿勢にも注意です。

悪い姿勢は、頭から首、肩にかけての筋肉に負荷が集中するため、筋肉に疲労が蓄積しやすくなります。

 

② 精神的ストレス

肉体的緊張だけが原因になるわけではありません。

新しい環境での生活がスタートすると、色々なことに慣れるまでは精神的に緊張状態が続きます。

それが精神的ストレスを生みます。

加えてこのご時世です。新しい環境でなくても、コロナウィルス感染症対策での新しい生活様式であったり、漠然とした不安がぬぐえなかったりで大きなストレスとなっているのではないでしょうか。

人は振り払うことのできないストレスに取り囲まれると、このストレスから身を守るために必死の防御姿勢をとるようになります。

精神面でも“首すくみ”現象が起こってしまうのです。

③ 不適切な枕

朝目覚めてすぐに頭が痛いのなら枕を疑ってください。

頭は約4~6Kgの重みがあり日中それを支えている首には負荷がかかり続けています。

当然、寝ている時よりも座っていたり、立っている時の方が首には頭の重さの負担がかかるものです。

つまり、寝て起きてこの緊張型頭痛を感じるということは、負担の掛かりにくい寝た姿勢の時に、首が負担を訴えているのです。

枕は首の骨の角度をリラックスできるように保つことが重要です。

枕を適切な高さに調整することで頭の位置が適切になると睡眠時にリラックスして首や首回りの筋肉を休められるメリットがあります。

しかし、身体に対して高すぎたり低すぎたりといった不適切な枕は、周辺の筋肉にコリや張りが起こり、首の神経が圧迫されます。

つまり、首の筋肉の緊張を和らげることができないという事なのです。

 

④ 運動不足

運動不足で筋力が低下すると、首や肩などに負荷がかかりやすくなります。

また、体を動かさないとどうしても、使わない筋肉は固まって動かしずらくなります。

そうすると、普段の生活で使っている筋肉とのバランスが崩れ、固まった筋肉に引っ張られたりすることで、普段使っている筋肉に余計な負荷が掛か狩ります。

そうするとコリや張りにつながってしまうのです。

たまには、がっつりした運動をしっかり行いましょうというよりは、毎日、数分間、ストレッチや筋トレなどを継続的に行う事が大事です。

そうすることで、筋肉のコリや張りが緩和されて、頭こり(緊張型頭痛)の予防につなげることができます。

■ 頭こり(緊張型頭痛)の対処方法

 

① 首、肩のストレッチ

デスクワーク中などに、頭の重さや肩こりを感じたら、休憩をとって、伸びをしたり、首すじや肩をマッサージしたり、簡単な体操やストレッチを行い体全体をほぐすようにしましょう。

両肩をあげてストンと落とす

両肩をキュッと上げて、ストンと落とします。力を入れすぎず、自然な状態で10~20回程度行います。

・首を前後に倒す

頭の後ろでしっかり両手を組み、あごを胸につけるように軽く押しながら頭を下げます。

そのまま静止して首の後ろから背中にかけて伸ばします。

上体が前かがみにならないように注意しましょう。

次に両手を下げ、あごをゆっくり引き上げ、首の前を伸ばします。

後ろに大きく倒すと頸椎に負担がかかるので注意してください。

15秒2セット目安で行いましょう。

 

・首を左右に倒す

右肩の力を抜いて左側へゆっくりと首を倒します。反対側も同様に行います。

15秒2セット目安で行いましょう。

・首を回す

後ろを見るように、首をゆっくり左右に回転。首をぐるりと回転させるのも良いです。これを5~10回行います。

 

他にも、腕を回して、疲れでかたくなりがちな、首周りの筋肉をほぐしましょう。

もちろん、会社帰りなど当店へお越し頂ければ、首、肩、背中などしっかり揉みほぐします(宣伝:1回目)!

よかったら、是非一度お試し下さい!

当店の首コリ集中施術を↓からご覧ください!

「首コリ集中攻撃!悶絶整体 ~首こってる場合、肩も背骨も、頭蓋骨の縁も攻めます。…頭蓋骨!? めっちゃ痛いです。~」

もちろん、優しくもできますのでお申し付け下さいね。

② ストレス解消を心がける

ストレスは頭痛の引き金になることが多く、頭痛のある人の約60%はストレスがあるときに、約25%はストレスから解放されたときに頭痛が起きると感じているという調査結果があります。

忙しい1日の終わりには、入浴や映画鑑賞や読書で泣いたり笑ったりするなどでリラックスする時間をつくり、自分にあったストレス解消法を見つけましょう。

自分に合わないストレス解消法は意味がありません。繰り返しになりますが、自分に合ったストレス解消法を行いましょう。

以下、タイプ別ストレス解消法の例になります。

  • 誰かといたい寂しがり屋タイプ
    友達と会っておしゃべり
  • 一人でいるほうが安らぐタイプ
    人と会わずに、犬の散歩に行ったり、一人で出かけたりする
  • 家でゴロゴロしていたいタイプ
    自宅で読書やテレビ・映画鑑賞
  • じっとしていられないタイプ
    水族館や動物園、美術館など、楽しいイベントに出かける

など。

会社でのストレス解消法の例としては、

・目を閉じて何も考えない

・呼吸に集中しながら深呼吸する

・ストレッチして身体を動かす

・席を立って歩き回る

・飲み物や甘いものを口にする

などが挙げられます。自分に合った物(環境によってできるできないも含め)探してみてください。

また、一番のストレス解消法は睡眠です。

良質な睡眠でストレス解消しましょう。

良質な睡眠については過去ブログで触れていますので、お時間がある時にコチラをご覧頂ければと思います。

 

③ 生活用品の見直し

普段使っている道具の見直しも効果的です。

パッと浮かぶもので、デスクワーク(テレワーク)で使用しているデスクや椅子。

もちろん、会社で使用しているものを取り換えることは難しいと思いますが、椅子の高さやパソコンとの距離など調整できるものもあるはずです。

顔とPCディスプレイまでの距離は、約50~70cm(手を伸ばしてディスプレイに触れるぐらいの距離)が理想とされています。

椅子の高さは、座面に比べて、膝先が平行あるいはわずかに高い状態で足裏全体が床についている高さ(36~45cmぐらい)に設定し、椅子には、背もたれに背中をつけて座るのではなく、腰から背中までを支えられるように深く座りましょう。

そして、先にも挙げていますが朝起きて肩がこっている方、頭が重い方、使っている枕を見直してみてはいかがでしょうか。

世の中には「枕難民」なる言葉がある通り、悩まれている方も多いと思います。

自分に合った枕で快適に寝れたときの目覚めは格別です!

当店でも枕を取り扱っています(宣伝:2回目)!

当店や弊社が参加させて頂いているPOPアップショップなどでお試しもできますので、選択肢の1つとして試して頂けると幸いです。

枕紹介動画↓。弊社の中の人”オオニシ”が熱く語っていますので、是非ご覧ください。

「悶絶整体院が「まくら」について語らせてください。~首こり・肩こり・腰痛…、生理的湾曲が大切ですよ!オリジナル開発の安眠整体まくら「安眠先生」の商品紹介!~」

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当店の運営する3店舗「骨盤先生のカラダメンテ 新横浜店」「SKP整体 鶴見店」「アピタからだ塾 稲沢店」ではもちろん、ネット販売も行っております。

ネット通販はコチラからどうぞ、ご覧くださいませ!

④ こった部分を温める

蒸しタオルなどで、首や肩、背中を温めるのも効果的です。

首や肩が凝って固まっているケースが多いので、温めて血行が良くしてほぐしましょう。

以下、参考までに蒸しタオルの作り方です。

■ 電子レンジで作る

1.濡らしたタオルをラップで包む

2.500~600Wの電子レンジで30~60秒加熱する

3.手で触れるくらいまで冷ましたら完成

■ お湯で作る

1.洗面器などの容器に45~50度くらいのお湯を用意する

2.タオルの半分をお湯に1分弱浸ける

3.乾いている部分で濡らした部分を包み、絞ったら完成

 

蒸しタオルを用意するのが面倒な場合は、市販のアイテム(めぐ〇ズムなど)を使うのが簡単です。

冬に買いだめした使い捨てカイロ(貼るカイロが便利です)の余りがあれば、それを使うのも良いでしょう。

 

⑤ 適度な運動

無理せず続けられる運動をできれば毎日行いましょう。

背筋や腹筋を鍛える体操、肩や首の筋肉をリラックスさせるストレッチや体操なども効果的です。

適度な運動はストレスの解消にもつながります。

週末、時間のある時の散歩などもおススメです。

散歩の効果としては

① 筋トレ効果

② 免疫力の改善

③ ストレス解消

が期待できます。

散歩についても、過去ブログに記載していますのでコチラをご覧ください。

この春、新生活や新しい年度のスタートで「頭こり」を起こさないためには心身のストレスを溜め込まないことが重要です。

生活環境・習慣を見直して、快適な生活を送りましょう!