コロナ禍の5月病

2021/05/07 ブログ

こんにちは。

今年のGWも終わってしまいましたね。

皆様、どのようにお過ごしでしたでしょうか?

お家時間や、自宅近隣で過ごされた方も多いのではないでしょうか。

この連休で、しっかりリフレッシュできましたか?

 

 

連休が終われば、この時期の風物詩5月病の時期がやってきます。

今回はそんな5月病のお話です。

 

そもそも5月病とは?

5月病とは、病名ではありません。

5月の連休後に憂鬱になる、なんとなく体調が悪い、会社に行きたくないなどの軽いうつ的な気分に見舞われる症状のことをいいます。

これは、日本では4月から新年度が始まり、新たな生活が始まることが多いことに起因します。

4月からの1カ月で溜った、新しい環境での緊張、知らない人との人間関係構築などのストレス、肉体的疲れなど、張りつめていた糸が、GWの連休に入り切れてしまうことで起こります。

症状としては

・なんとなくやる気が出ない

・なんとなく体調が悪い

・仕事や授業に集中できない

・食欲が落ちる

・眠れなくなる

などが挙げられます。

昔は、新入社員や若手社員などに多く見られていたとのことですが、最近では中高年層を含め、4人に1人がこの症状を覚えているそうです。

5月病はどちらかというと、まじめで完璧主義、きっちりとやらないと気が済まない人の方が掛かりやすいようです。

また、今年のGWは、通常であれば旅行に行ったり、キャンプなどアウトドアを楽しんだり、仲間で集まってBBQなどの飲み会を行ったりでストレス・疲れをリフレッシュできるのですが、昨年から続くコロナ感染症対策により連休の楽しみ方も制限が掛けられた状態でした。

下は今年のGWをどう過ごしたかのアンケートになります。

前回あげたGWの予定のアンケートと同じく、自宅や自宅近所で過ごされた方が全体の76.9%と多かったようです。

5/15まで行っているアンケートの途中経過なので、数値に変化はあるでしょうが、上位の項目自体が変わるようなことはないかと思います。

当然ながら、お家でご家族とゆっくり過ごしてリフレッシュということもあると思いますが、逆に出かけないのでだらだら気味に過ごしてしまったという方もいらっしゃるのではないでしょうか?(自分もそのだらだらチームでした。。。)

そうすると、リフレッシュしきれないことに加えて、更に体内時計が狂って自律神経のバランスが崩れている可能性があります。

 

また、連休前でも

・コロナ禍での勤務形態の変化

・リモートによる自閉的な生活

・気軽にコミュニケーションが取りにくい環境

などの生活の変化があり、通常よりもストレス溜めやすい環境となっておりました。

通常以上に溜っているであろうストレスに加えて、ストレス解消手段の縮小で、今年は「5月病」になるリスクが普段以上に高くなっていると言えると思います。

 

 

■ 5月病セルフチェック

 

□ 夜なかなか眠れない

□ 朝、起きられない

□ 出かける準備がなかなか終わらない

□ 会社・学校に行きたくない

□ 電車・バスに乗れない

□ 人と話すのが面倒臭い

□ やる気・元気が出ない

□ なんでもマイナス思考になりがちである

□ 食欲が出ない

□ 集中力がなく、勉強・仕事が進まない

□ 疲れがとれない

□ 身体が重く感じる

□ 趣味や好きなことをやる気にならない

 

何個チェックが付きましたか?

7個以上チェックが付いた方は「5月病」の可能性があります。

対処していきましょう!

※チェック項目はあくまでも自己チェックであり、医学的なチェックではありません。

■ 5月病対策

 

① 身体を動かす機会を増やす

散歩やストレッチなど時間を決めて身体を動かす習慣をつけることは5月病対策として有効です。

散歩は一定のリズムをもってリズミカルにあることがお勧めです。

リズミカルな動きをとることで、気持ちを安定させるセロトニンが出やすくなります。

身体を動かし緩めると気持ちが解放されます。

仕事の合間でも定期的に身体をリラックスする時間を作るようにすることも大事です。

 

② 太陽の光を浴びる

朝、太陽の光を浴びると14時間から16時間後に睡眠を誘導するホルモンのメラトニンが分泌されます。

睡眠のリズムは生活リズムを整える上で非常に重要です。朝の起床時間を一定にして少し眠くても起床して窓を開け光を浴びる習慣をつけると有効です。

心身の状態を整えるのには自律神経のバランスを整えることも重要です。

自律神経には交感神経と副交感神経があります。

日中、活発に活動しているときには交感神経が、夜、リラックスしているときには副交感神経が優位に働きます。

このバランスを整えるためにも、朝日を浴びて体内時計を整えることが大事なのです。

③ 生活のリズムの見直しを行う

朝の起床時間、就寝時間、食事時間などをできるだけ一定にして休日でも2時間以上の時差が生まれないように整えておくと、生活リズムはキープしやすいといえます。

生活リズムを整え自律神経の乱れを防ぐことが大事です。食事時間を一定にしておくと胃腸の働きを保ち自律神経の乱れを防ぐことができます。

GWでだらだらしてしまった...という方は、最初はなかなかかもしれませんが、週末も含め規則正しい生活リズムに戻しましょう。

 

④ 周囲とのコミュニケーションを大事にする

なかなか人と直接会う機会が減っていると思います。

家族とのコミュニケーションであったり、近所の人との挨拶なども重要です。

趣味が同じ友達とのオンラインで話し合える時間を定期的に作ることなども良いかもしれません。

家族や、友達など人と話すと良い意味での刺激にもなります。

 

⑤ ストレスを溜め込まない

その日のうちに、一日の疲れを取るよう心がけましょう。

ストレスは心と身体ともにかかります。

心のストレス解消には、気心の知れた人とのコミュニケーションも有効です。

家族や友達、恋人、会社の同期など、誰かと話をすることで自然と気分転換できたり前向きになることも多いです。

また、好きな音楽を聴く、映画を観るなど趣味の時間も大切です。

身体のストレスは、肩こり、首コリ、腰痛などの不具合で掛かります。

ストレッチなどを行って、身体のメンテナンスを行う事で解消していきましょう。

もちろん、当店にお越し頂ければしっかりメンテナンスさせて頂きます!!

意識してストレスを発散させるようにしましょう。

 

 

GWが終わったので、おいおい梅雨入りもします。

沖縄奄美はGW中に梅雨入りしました。

梅雨になると、また湿気や天気痛などで気持ちが上がりにくくなるので、気候の良い今のうちに万全の体調に戻してしまいましょう!!

 

最後に宣伝です。

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