寒くなって来ましたね。冬に負けない体作りをしましょう。

2021/10/29 ブログ

こんにちは。

最近、寒くなって来ましたね。

と思っていたら急に暖かったりと安定しませんね。

何を着ていこうか悩みますよね。

 

もうすぐ11月。月末に向かって紅葉シーズンを迎え秋本番です。

緊急事態宣言も久方ぶりに解除され、紅葉に向けて旅行などを計画されている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

爽やかな良い季節、楽しみたいですよね。

 

ただ、11月は体調を崩される方が多い月でもあるそうです。

秋本番から冬へと移り変わる時期でもあります。

秋は寒暖差が激しいので、それにより体調不良を感じる方が増えるようです。

しかしながらこの秋の寒暖差。

1日のうちの寒暖差ではないようです。

上のグラフはシーズン毎の東京の最高気温・最低気温の差になります。

シーズン平均で1日の寒暖差が大きいのはダントツで”春”です。

そして、冬→秋→夏の順になります。

しかも、秋と夏は僅差です。

なぜ、ダントツで寒暖差が大きい春よりも秋の方が気温化による体調不良が増えるのかと言うと、、、

上のグラフは、東京の年間最高気温、最低気温、平均気温の推移を表しています。

ご覧いただいた通り、1日の寒暖差ではなく、秋と言う季節の中での1日1日の気温差が大きいのです。

10月からを秋と言うならば、11月末との気温差は平均で15.8℃にもなります。

「そりゃあ体調もおかしくなるよね」って感じじゃないですか?

以前にも何回か書かせて頂いていますが、気温差が激しいと自律神経の交感神経、副交感神経の切り替えが頻繁に起きます。

そうすると自律神経のバランスが崩れて肩こりや頭痛など体調不良を起こしやすくなるのです。

気温こそ違いますが、真夏の冷房による夏冷え不調と同じことが天然で起こるわけですね。

また、秋が過ぎ冬になると寒さで体が緊張して肩こりなどの不調がひどくなったりするのです。また、冬になると夏の逆、暖房と外の気温の寒暖差も出てきます。

爽やかな気候が多い今のうちから、来るべき冬に迎え体調を整えることをお勧めします。

■ 寒暖差体制のチェック

 

 □ 夏の暑さも冬の寒さも苦手

 

 □ 周りと比べるとエアコン(冷房・暖房)が苦手

 

 □ 気温差が大きくなる季節の変わり目などに体調を崩しやすい

 

 □ 寒い場所から温かい場所に移った時に、顔がほてりやすい

 

 □ 顔がほてると、元の状態に戻るまでに時間が掛かる

 

 □ 身体の一部(手・足)が冷たく感じることが多い

 

 □ 冬は身体が冷えて寝つきが悪い

 

 □ 入浴中、お風呂につかっても身体の芯から温まるのに時間が掛かる

 

 □ 冬は保温性のある下着が手放せない

 

 □ これまでに熱中症の症状が出たことがある

 

チェック項目が1~3個の方は比較的寒暖差に強い。

4~6個の方は普通。

7個以上の方は寒暖差耐性が低いかも。。。?

今からできる対策をしていきましょう。

寒暖差不調対策のポイントは、常に体が温かい状態を保ち寒さを感じなくすることです。

身体が感じる温度が安定していれば、体温調整に使うエネルギーを節約できるため自律神経のバランスが崩れにくくなります。

 

■ 寒暖差不調対策

 

① 入浴

一番ポピュラーでもあると思います。

シャワーだけで済まされる方もいらっしゃるとは思いますが、これからの季節は特にお風呂につかるのがおススメです。

入浴は身体も芯から温まりますし、リラックス効果も期待でき自律神経にも優しいです。

入浴剤なんかを使用するのも良いですね。

宣伝ですが、弊社店舗、ECでも取り扱っていますので、良かったら使ってみてください。

効果抜群ですよ!

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入浴が難しい時には蒸しタオルや市販の蒸気で温める系の商品を使うのも良いでしょう。

いわゆる”首とつく部分「首」「手首」「足首」を温めることで全身に効率よく血液を巡らせることができます。
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② 食事

冷たい物を取り過ぎずに体が温まるものを食べるのも良いでしょう。

温性の食材を摂ることでも身体の中から温まります。

【温性の食物例】

・ニンジン

・カボチャ

・タマネギ

・レンコン

・ゴボウ

・ジャガイモ

・自然薯

・玄米

・鮭

・納豆

・キムチ  など。

飲み物では

・ココア

・黒豆茶

・ワイン  など。

ポリフェノールの血管拡張作用により、血流を良くしてくれます。

コーヒーなどは体温を下げてしまうので飲みすぎには注意が必要です。

ちなみに今年は11/8がココアの日だそうです。

 

③ 適度な運動習慣をつける

少し時間は掛かりますが、適度な運動習慣をつけることで筋肉量を増やしたり、加齢による筋肉量の減少を遅くすることで基礎体温を上げるというのもあります。

基礎体温とは「生命を維持するのに必要最小限のエネルギーしか消費していない安静時の体温」のことです。基礎体温が上がれば、当然寒さにも強くなります。

また代謝も良くなり、そうすると免疫力も上がります。

体温1℃上がると免疫力は一時的にですが5~6倍になると言われています。

 

④ 衣類の着用

③の体温を上げるというのと重複しますが、衣類の着用で体温を上げる、もしくは下げないということも簡単な方法です。

感覚的には、人は暖かくなるにしたがって20℃を超えると半袖が着たくなり、寒さに向かう時は25℃を切ると長袖を着たくなると言われていますが、体温アップ、維持目線で見たときには、

25℃以上で半袖もの

25℃未満で長袖もの

20℃未満で+羽織もの(カーデガンなど)

16℃未満でニット類

12℃未満でアウター

8℃未満で防寒アウター

と言うのがおススメみたいです。

寒暖差不調の大きな要因として自律神経のバランスの崩れがあげられます。

自律神経のバランスを整えるのも重要で、それには

・規則正しい生活(体内時計のリセット)

・適度な運動

・上質な睡眠

・ストレスを溜めすぎない(リラックス&リフレッシュ)

があげられます。

弊社の運営する整体院でも自律神経を整えるお手伝いはできますので、よろしければお気軽にご利用下さい。

 

身体も機械も同じで、しっかりメンテナンスしていけば壊れにくくなります。

壊れてから治すと時間も労力もかかります。

壊れないようにするための準備、メンテナンスを行う事が重要なのです。

秋の爽やかな季節を楽しみながら、同時に体調不良対策・冬に向けての準備をしていきましょう!
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