肩こりと肩甲骨

2021/11/12 ブログ

こんにちは。

すっかり寒くなりました。。。。

と言うより、気温が下がって寒いのではなく最近の風の強さで体温が持ってかれている感じでしょうかね。

風がなければまだまだ爽やかな気候です。

昨日は強風で会社の前に止めてあったプジョーのスクーターが倒れていました。

お悔み申し上げます。

でも、スクーターとはいえ130キロ近い車体が突風で倒れるのですから、かなりの強風です。

私もバイク通勤なので、強風による立ちごけなど気をつけたいと思います。

もしこけたりしたら。。。。マフラーやミラー、エンジンなど修理代を考えただけで頭が痛いです。。。。

 

さてさて閑話休題。

今週も先週に引き続き「肩こり」のお話を。

先週は「肩こり」に関係のある主要な筋肉について下記ましたが、今回は「肩こり」と切っても切れない肩甲骨のお話しです。

「肩甲骨はがし」なんて言葉も一世を風靡しましたね。

 

皆様ご存じの肩甲骨ですが、改めて紹介すると

肩甲骨は背中の上部に左右対称に位置する逆三角形の平たい骨です。  

背中に浮くように存在し状況に合わせて自在に動きます。

肩甲骨には四方八方から17個の筋肉がついており、そのため自由度が高く動くことができます。

英名は”shoulder blade”(肩の刃)。肩甲骨が平たい形状で背中の面に沿って滑るように動くイメージからきていると言われています。

肩関節は肩甲骨と上腕骨が一体になって動きます。

なので、肩甲骨の動きが阻害されると肩関節の動きが制限されてしまうのです。

上記のように肩甲骨には多くの筋肉がついている為、それらの筋肉が固まったりすると肩甲骨の動きに制限が出ます。そして肩甲骨の動きが制限されれば肩関節の動きも制限され、肩回りの筋肉も使われないため血行も悪くなり「肩こり」につながりやすくなるのです。

そのような動きが制限されたガチガチ肩甲骨にもいくつかパターンがあります。

① 真横タイプ

肩甲骨が真横に開いたまま固まるタイプ。

背中が丸まっている人、いわゆる猫背の人に多いタイプ。

② 上下傾きタイプ

肩甲骨が上下に傾いたまま固まるタイプ。

片方の腕だけを多く使うクセ、仕事柄使う手が偏ってしまう人は要注意です。

③ 前後開きタイプ

肩甲骨が前後に傾いたまま固まるタイプ(内転・外転)

片側の肩甲骨だけ前に傾くパターンもあり。

④ ”ハ”の字タイプ

肩甲骨の下側が”ハの字に開いて固まるタイプ。

肩が前に入る、いわゆる巻き肩の人に多いタイプ。
​​​​​​

4つのタイプを紹介しましたが、そうならないためにも姿勢に注意したり、肩甲骨をしっかり動かすことが予防や改善になります。

 

あなたの肩甲骨は動いていますか?

簡単なチェック方法をご紹介します。

① 壁に背をつけて立ち、腕を伸ばしたまま肩の位置まで上げる。

  その時の手の平は下向き。

② そのまま壁伝いに腕を上げていく。
  痛みを感じず無理なく上げられるところまで腕を上げて、角度をチェックする。

 

腕の上がった角度をチェックして

・0~45度

肩甲骨周辺の筋肉が硬く、肩甲骨の動きが悪くなっています。

かなりのガチガチ肩甲骨です。頭痛や吐き気など肩こり以外の症状も出ている可能性があります。

 

・45~60度

肩甲骨周辺の筋肉が少し硬くなっていて、肩甲骨の動きもやや悪くなっています。

肩こりなどの自覚症状もでているのではないでしょうか。

すぐにストレッチやマッサージなどで固まった筋肉を緩めて、肩甲骨の可動域を作りましょう。

 

・60~90度

肩甲骨が柔軟に動いています。

引き続き、肩甲骨の可動域を確保するために肩甲骨を動かしていきましょう。

肩甲骨を動かすストレッチはそんなに難しいことをする必要はありません。

大変なことをやろうとして1日でやらなくなったりするより、簡単なものを習慣化して毎日継続することをお勧めします。

 

1つ簡単なストレッチをご紹介します。

① 両手を肩の上に乗せ、脇を締めます。

② 肘で「前ならえ」をするように腕を上げていきます。

③ そのまま、両肘が天井に向くまで上げていきます(首は正面のまま)。

④ 両肘が真横を向くように横から降ろしていきます。

⑤ これを繰り返します。反対回しも行いましょう。

デスクワークが多い方も、1時間に1度ぐらい伸びをしたり肩を回したり、肩の上げ下げをおこなったりと意識して行っていきましょう。

それだけでもずいぶん違ってくると思います。

そして、最後に。

酷い時はぜひ当店にご来店下さいね。

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