寒いから堪える冬の肩こり
こんにちは。
急にぐっと寒くなりましたねぇ。
雨の降った水曜日なんて本当に寒かった。
週末は少し気温も戻るみたいですが、来週・再来週と順当に寒くなりそうです。
もう12月なので当たり前なんですがね。
寒さが耐えられるうちに今年やり残したことをすませなきゃなあ~なんて思いながら、なかなか腰の上がらない日々です。
さて、今回はそんな寒さと肩こりについてです。
寒い冬が肩こりが一番する季節だって知っていましたか?
以前ここのブログでも書かせて頂いたので、ご存じの方も多いかと思います。
では実際は?
上のグラフは「肩こりを感じる季節はいつですか?(複数回答あり)」の結果になります。
冬・・・30.6%
秋・・・24.8%
春・・・22.6%
夏・・・21.9%
確かに冬の肩こりを感じる方が多いですが、そこまで大きな差ではないようです。
肩こり自体は日本の国民病ともいわれていますので、年中肩こりははびこっていると言っても過言ではないのでしょう。
では、質問を少し変えて「最も肩こりを感じる季節はいつですか?」だと結果はどう変わるのか?
結果は
冬・・・84.2%
夏・・・6.2%
秋・・・5.5%
春・・・4.1%
とダントツですね~。
8割超の方々が「肩こりを最も感じる季節は冬だ!」と答えているわけです。
では、何故、寒い冬に肩こりを感じるのでしょうか。
これは気温と痛みなどの刺激を感じる末梢神経との関係にあります。
痛みなどの刺激を伝える末梢神経(知覚神経)は、私たちの体の全身に張り巡らされています。
当然ながら、末梢神経は指の先から足の先までつながっています。
体の末端部へ伸びていく末梢神経は、体の内部から筋肉の間を通って伸びていくものがあります。
これは皮神経と呼ばれます。
筋肉と筋肉の細い隙間を通るので、筋肉の状態により影響をうけやすくなるのです。
気温が下がり寒くなると、体が縮こまってしまいますよね。
寒い中、なかなか胸をはって堂々という方は少ないのではと思います。
首をすくめて身体を縮こませて小さくなってしまうのではないでしょうか。
その時には、体の中でも筋肉が縮んで硬くなっています。
すると、筋肉と筋肉の細い隙間を通っている皮神経は挟まれてしまい、圧迫されてしまうのです。
寒さで筋肉が硬直し、間に挟まれた皮神経は圧迫され、ダメージを受けることもあります。
縮んで硬くなった筋肉で挟まれて軽く摩耗してしまうことがあるのです。
もともと皮神経などの末梢神経(知覚神経)は、痛みなどの刺激を伝えているので、それ自体がダメージを受けるとそこから痛みなどの刺激が起こり、肩こり・腰痛・神経痛を起こしやすくなるのです。
と言うわけで、気温が下がる冬に肩こりを感じる方が多いのです。
当然、肩こりだけではなく腰痛も同じりくつで冬は起こりやすくなります。
当然予防策としては暖かくしましょうと言うのが一番です。
着るものもそうなのですが、カイロなどで肩や腰などを温めるのもよいでしょう。
寒くしないというのが一番ですね。
しかし前回のブログでも書かせて頂いた通り、寒暖差もよくありません。
室内は空調が効いているので、暖かく外は寒い。
この気温差で自律神経のバランスが崩れやすくなります。
自律神経のバランスが崩れるとまた肩こりなどを起こしやすくなります。
そうならないためにも、室内外の気温差を大きくしないようにエアコンの設定温度にも注意が必要です。
冬は20度、夏は28度と言うのが設定温度の目安となっています。
冬で20度だと寒く感じるかもしれません。
風向きやサーキュレーター、羽織物をうまく使うことで体感を調整していきましょう。
同じ姿勢をとり続けることも筋肉が固まりやすくなるので、デスクワークなどの合間のストレッチなども効果があります。
肩甲骨周りや首をストレッチするだけでも、肩こりの感じ方は変わりますので空いた時間にほぐしてみてください。
いよいよ年末に向かって忙しい時期になると思います。
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