お知らせがあります!

2022/02/04 ブログ
お知らせがあります!
この度、足かけ8年にわたる構想で作ろうとしていた「肩インナー」がついに商品として
作成段階になりました。本当に大変でした。
肩インナーを作ろうと考えたのは、骨盤先生(腰痛ベルト)が出来上がるころでした。
最初は「簡単にできるだろう!」と安易に考えていたのですが、どうしてもいくつかの問題点が!
先ずはどんなものを作るべきか?からですね。
このころにはすでに、世の中には胸を張って肩甲骨を引き寄せて。という発想の物は
いくつか開発されて販売されていました。
要は肩甲骨を寄せるために背中側にX状の襷のような物を着るという物です。
確かに、肩甲骨を真ん中に引き寄せれば反対側の胸は張り猫背対策になりそうな感じはしました。
これで肩こり・背中コリが解決するだろう!!的な。
いや~~私も近い考えでしたから、違いは着易さ的なものを考えようとしていました。
だけど販売されてるものを買い求めて試着してみると、どうも皆、同じ感じなんですね。
引っ張りの強さの違いこそあれど、要は同じ感じでした。
これだと逆に首から上は押し出されて前に出てしまい、(商品説明には背中が引っ張られると
首も後ろに引っ張られて姿勢が良くなりますよ。とのうたい文句)明らかに首コリがひどくなる
気がしました。道理でそんなに売れていないんですよね!w
整体をやっていてよく患者さんを見ると、肩こり・首こりの人には共通点がありました。
基本は僧帽筋(背中の一番大きな筋肉で首から肩甲骨、背骨の下部まである筋肉)
が肩の位置で前に出てしまってる人が多いんですよね。
だからこれを後ろに引っ張ってあげれられれば肩こり・首こりは改善されるでしょう。
という事でメインの構想は僧帽筋を後ろに引っ張って固定できるインナーという事になりました。
さてさて、力学的には簡単です、後ろに引っ張ればよいのですから!と取り掛かったら
さ~~大変!うまくいかない!簡単そうに見えてこれが中々!
引っ張ることと維持する事、人間の身体の形にうまく合わせるのが難しいこと!
考えてみれば、そんなことなら大手の企業が考えてやってますよね!
それが上手くいかないから出来ずに世の中に出回ってなかったんですよね。泣
作ったサンプルは優に100を超えています。
一緒に悩んでくれた工場5社! どの工場も面白いですねやりましょう!でスタート。
ところが、数十回の試作で無理ですね~~!と。
この繰り返しに本当に一度あきらめかけました。というより一度あきらめましたね。
さてそれではどうして完成したのか?それは次回のブログで!!