「押圧」施術の種類とかまぼこ練習!?
うわ~~!花粉症で目も鼻も最低な状態です!今回は本当にひどくて頭痛まで起こしてしまいました!(泣)
皆さんはどうですか?私も花粉症になって3年目ですがこんなにひどいと感じたのは初めてです。マスクをしてるのに鼻からも目からも涙が出てきて最悪の状況です。
コロナも危険ですが、花粉症も気を付けて生活してくださいね。
さて、前回は当院の教育システムを紹介しましたが、今回は一風変わった練習方法をお伝えしようと思います。
当院の施術は基本「押圧」と呼ばれる手法です。指圧と同じようなものですが、この手法の中にも何種類かの押し方があります。また拇指(親指)以外の手技もありますから、それについても上げておきます。
1:通常押圧
2:切る・剥がす
3:流す・逃がす
4:ポンピング・回転矯正
5:調整・矯正
等ですね。
手技自体もこれだけあるので、本当に学科を含めると習得するまでに1年かかってしまいます。
そんなに余裕がないよ!!と言われる方が多いのが現状です。これが整体師になりたいけどなる人が少ないという状況を起こしているんですね。
そこで、学科で覚えることをラインという簡略化した方法で凝縮させて、手技に重点を置いて覚えてもらおうと考えたのです。
これでも十分大変ですよ。
常に実戦形式!手技をマスターしたら次は何処をどうするか?これだけを確実にマスターしていただければ治すこともできます。勿論けがをさせることも皆無になります。安全かつ強力な技という事ですね。
まずは“1:通常押圧”です。
これは拇指先を使って患者の体に圧を掛けることですね。(指圧)
ただ、これもベクトル(押す方向)によって使い方が異なります。垂直(ベッドに向かって直角)や鉛直(身体の中心に向かって垂直)など。
ここは効果の分かれ目!
実は、押す時に「これ以上は痛い」ってところで止めてしばらくそのままキープするのが肝になります。最低1秒、出来れば3秒キープですね。
次は“2:切る・剥がす”です。
これは骨や筋肉同士が引っ付いてしまって動きを邪魔してるような場合に使います。多くは背骨周りですね。
この“切る”がかなり難しい。
骨に引っ付いてる筋膜を骨から切り離す作業になりますが、ナイフやメスも使わないで切って行くわけです。
イメージでお伝えしましょう。
かまぼこをご存知ですよね。このかまぼこの身を板から切り離すようにするイメージです。実際にかまぼこを使って練習します。
上級者になると、袋を全く破かないで板とかまぼこの身を完全に分けることが出来るようになりますよ。
この続きは、今回は控えておきましょう。また説明できるようになったら解説しますね。
よろしくお願い致します。一緒に整体をやりましょう!